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定期歯科検診で健康な歯を守りましょう!

2025-05-23 豆知識

毎日の歯磨きだけでは、むし歯や歯周病を完全に防ぐことは難しいものです。定期的な歯科検診を受けることで、歯の健康を維持し、大きな治療が必要になる前にトラブルを防ぐことができます。今回は、定期歯科検診の重要性や当院で行っている検診の内容について詳しくご紹介します。

■定期歯科検診とは?

定期歯科検診とは、むし歯や歯周病の早期発見・予防を目的とした診察です。「痛みがないから大丈夫」と思っていても、むし歯や歯周病は初期段階ではほとんど自覚症状がないため、知らないうちに進行していることが多いです。

定期的な検診を受けることで、むし歯や歯周病を早期発見し、進行する前に治療を行うことができます。また、歯科医院での専門的なクリーニングによって、歯ブラシでは落としきれない歯石や着色汚れを除去し、口の中の健康を維持することが可能になります。さらに、定期検診を受けることで将来的な歯のトラブルを防ぎ、一生涯自分の歯で食事ができる可能性を高めることができます。

■当院の定期検診内容

<お口の健康チェック>

むし歯の有無をチェックし、歯ぐきの状態や歯並び、かみ合わせなどを確認します。また、詰め物や被せ物が問題なく機能しているかもチェックし、必要があれば調整を行います。

<歯のクリーニング(PMTC)>

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とは、歯科医院で行う専門的なクリーニングのことです。歯の表面に付着したプラーク(歯垢)や歯石を徹底的に除去し、ツルツルできれいな歯を保ちます。また、クリーニング後は歯の表面が滑らかになるため、汚れがつきにくくなります。

<フッ素塗布でむし歯予防>

フッ素を塗ることで、歯を強くし、むし歯になりにくくする効果があります。特にお子さまの歯の成長をサポートするためにも、定期的なフッ素塗布が推奨されています。大人の方にも効果があるため、むし歯になりやすい方にはおすすめです。

<歯磨き指導と生活習慣アドバイス>

歯の健康を守るためには、毎日のセルフケアが重要です。定期検診では、患者さん一人ひとりに合った歯磨きの仕方や、デンタルフロス・歯間ブラシの使い方をアドバイスします。また、食生活の見直しや、歯に優しい習慣についてもご提案いたします。

■定期検診はどれくらいの頻度で受けるべき?

当院では、3~6ヶ月に1回の定期検診をおすすめしています。特に、むし歯になりやすい方や歯周病が気になる方、矯正治療を受けている方、以前に歯の治療を受けたことがありメンテナンスが必要な方は、3ヶ月ごとの受診が理想的です。一人ひとりのお口の状態に合わせて最適な検診間隔をご案内しますので、お気軽にご相談ください。

定期検診を受けることで、将来の歯の健康が守れる!

むし歯や歯周病は、症状が出てからの治療では時間も費用もかかることが多いですが、定期検診を受けていれば痛みの伴う大きな治療を防ぐことができます。また、歯を失ってしまった場合、インプラントや入れ歯などの治療が必要になりますが、自分の歯を長く健康に保つためには、予防が最も大切です

毎日の歯磨きに加えて、定期検診を習慣にすることで一生涯健康な歯を守りましょう。